京都のゴールデンウィーク、観光について思うこと
今年からゴールデンウィークは10連休になった。
10連休ってすごいよね、年末年始の休みより多い!
自分は仕事の関係で京都に住んでいるのだが、まぁ~~~とにかくゴールデンウィークは人がYABAI。
ただでさえ普段は観光客で多いのに、GW中は日本中、世界中から人が京都に押し寄せる。去年のGWは父親が久々に京都に来たいということで、色々と観光地にも行ったが、伏見稲荷なんかは人間ベルトコンベヤー状態だった。駅からスキマなくびっちりと観光客の列ができており、自分が歩かなくても自動で進んでしまうレベル。
そんなわけで、今年のGWは自然を求めて田舎にいくことにした。京都は京町屋を活かした魅力的なゲストハウスなども多く、今回自分もそちらにお邪魔することに。
川で釣りしたり、畑の野菜とか食べたりしたいな~
普段パソコンばっかり使ってる生活だから、自然豊かなところでのほほんとするつもり。
しっかし京都は外国からの観光客が多い。3年前初めて京都駅で降りたときは、ここは国際線ターミナルか?というぐらい外国人の方々でごったがえしていた。
地元京都に昔から住んでいる職場の方も、ここ数年は特に訪日観光客が増えたと言っている。(アジア圏が顕著)
別に観光客を批判したいわけでもないのだが、烏丸~河原町あたりのチェーン店と京都の老舗、沢山の観光客が入り乱れたゴチャゴチャした感じをみると、なんだかな~~と思ってしまう。
京都勤務になってからすぐ見に行った金閣寺も、人、人、人で溢れており金閣寺を見に来たというより観光客を見にきた感じだった。金閣寺はやはり、金閣とそれをとりまく池に映る風景を楽しみたいと思ったのだが・・・・自撮り棒を構えてパシャパシャ写真を取っている皆さんがいるなかで、落ち着いて金閣を眺めるのは不可能だった。
一度誰も人がいないときにゆっくり眺めてみたいのだが、それは僕が天皇にでもならない限りムリだろうな・・
観光客の増加により、最近は京都も宿不足が盛んに叫ばれている。しかし、そこで新しくできているのはビジネスホテルなどで、京町屋など京都らしい宿泊施設は減少しているらしい。京町屋は古い建物をリノベーションして使うのだろうし、維持費がかかるのだろうか・・・だが観光客は京都らしさ、古都の雰囲気を体験したくて来ているのに、京町屋のような魅力的な施設が失われ、チェーンのホテルなどができていってるのは本末転倒だなぁと思ってしまう。
ああ、京都に来てまだ3年目のよそ者なのに随分と太い口をたたいてしまった。地元の人から見れば自分も観光客のようなものなのにね。自分の中で、結構京都が好きになってきているのかもしれない。個人店のカフェとか、本屋とか、京町屋の宿とか、自分のやりたい事を好きなようにやって、自分のペースで働いて。そんな良い意味でお客様主義じゃない、ワガママで魅力的なお店が京都にはいっぱいある。そういうのに惹かれてるのかもしれないな~。
とりとめのない文ですが、それではこれにて。