コンビニ騒動について思うこと
コンビニ24時間営業の話題が世間を騒がせている。
自分も24時間営業は正直、必要ないと思っている。第一、ニーズがそんなにない。
自分自身、コンビニが深夜に空いてて助かった!!なんて思ったことは生きてて1回あるかないか。もちろん不規則な生活をしていた大学生のころは、深夜に腹が減るとカップ麺を買って、立ち読みしたり・・・でもそれは単なる暇つぶしで、緊急の用事だったとかじゃない。
それに、深夜のコンビニはヤンキーや暴走族のたまり場になったりなど騒音や防犯の問題もある。コンビニがあいてるから地域防犯のためになる・・という意見もあるみたいだけど、むしろ逆効果なのでは?と思う。基本、普通の人は夜に徘徊しないし、夜は寝るべきだ。それが大前提。
ドイツは24時間空いているコンビニなどない。スーパーも21時ぐらいには閉まるし、日曜日は安息日で休みだし、休みがけっこう多いのだ。夜は家族とゆっくりしたり、自分のことをしたりして休む時間。留学の最初は戸惑ったが、次第に慣れた。買う時に、少し多めに買っておけばいいだけのこと。
それに、もう働く人が集まらない。少子高齢化の今では、バイトもとても貴重な存在。
店はバイトでまかなえばいいや、のビジネスモデルでやってきた企業が次々と悲鳴をあげている。まさに時代の転換期だ。
AIに仕事を奪われるぞ!なんて口酸っぱく言われるけど、実際はどうなっていくんだろう。僕は人間が仕事をしなくなるなんて、全く思わない。なぜなら、人間はヒマな生き物だから。何もしないとヒマすぎて死んでしまうのだ!世界のあらゆる問題は、人間が家でじっとしていられないから発生するなんて言われている。それくらい人って何でもいいから行動したがる生き物だ。
これからの社会に思うこと。それは人を大切にする社会になってほしいなってこと。バイト問題、ハラスメント問題、増え続ける医療費問題・・・色々思うのは、今は「働ける人を大切にしていきましょう」って流れが強くなってきていること。
AIがどれだけ台頭しようが、少子高齢化である以上、働ける「人」の母数は変わらない。貴重であり、大切にされることは間違いない。もう身を粉にして働くやりかたじゃなくて、人それぞれのやりたいことが自己実現できるような働き方に変わっていけばいいんだけど。それはただの理想なのかなあ。