ナーミンの玉手箱

本、投資、マンガ、麻雀などなど。好きな事について気楽に書いていきます。

ワクワクするのは、それをやっている時よりも、それをやりたいと思っている時。

やりたいこと、それをしたくてワクワクしている時。期待に満ち溢れてるとき。

それは大抵、やるまでが楽しい。それをやっている自分をイメージすることで脳が報酬を感じているからだ。

 

例えば僕が最近ハマっているゴルフ。あ~~打ちに行きたい、レッスンに行きたい!!といつも思う。しっかりインパクト出来た時の快感、あの感触をまた味わいたい。YOUTUBEで動画を見て、こんな風に打ってみたい。そんな妄想が膨らむ。

 

でも実際にやりだしてみると、あれっ・・・思ったように打てない。。

30分もクラブを振れば汗もかいてくる。また親指のマメは破れるし、あ~あと30分もあるよ・・みたいな。あれほどやりたかったゴルフなのに、実際やっている時はやる前ほどの高揚感がないのだ。

 

でも、実はそれって当たり前の事。

ギャンブル依存症や、「期待」についての本でも言われている通り。

 

人の頭にドーパミン(がもっとも分泌される時は、実際に物事を行っている時ではなくて、それをやりたいな~~楽しいだろうな~と期待している時なのだ。

 

もっとも、そういう渇望が人を動かす原動力になるのだから、それ自体は問題ない。

だからこそ人は失敗を恐れずに色々なことにチャレンジできる。

 

問題となってしまう時は、その渇望がギャンブルや酒など依存性のある行動・物質に向けられた場合。明日からギャンブルを止めるから、といって1日思いっきりギャンブルをしても、全く効果はない。お酒もまた然り。

 

大切なことは、やりたいな~とムラムラ渇望がわいてくる瞬間。ドーパミンが流れ出す、「物事をやる前」の時間。そこをいかにカットしたり、そらすことができるか。

 

色々な自分のやりたいことがある人、趣味にいそしんでいる人や友人との交流が多い人は、そこで依存行動に突っ込むことなく、気をそらすことができる。でも例えばギャンブルしか趣味のない人、友人が少なく人間関係が希薄な人は、気をそらすことがとても困難だ。だってそれしかやることがないから。代替行動がないから。そうやってのめり込んでいってしまう。

 

自分は幸いながら、人に恵まれて沼から抜け出すことができたけど、時々知人がその沼に入っていってしまうのを見かける。放っておけないので、色々と遊びに誘うようにしてる。

 

自分で自分を律するのって、かなり難しい。てか、ほぼムリ。それよりも、人と人の関係の中で、自分を律する・・・というか律される方が断然ラクだ。息苦しくなってきたら、もちろん抜けていいけれど。正しく生きたいと思うなら、人の中にいた方がいい。孤独は、そんなにいいもんじゃない。

 

まとまりのない文章ですが、おわり。