株はお金をくれるATMと思って買う。配当の大切さ。
株式は値上がりだけを期待して買ってはダメだと思うんです。
僕が気にするのは「配当金が出せているか」。
利益があって、株主を大事にする気があるなら必ず「配当」という形で企業はお金を見せてくれます。会計をいじって利益が出てます!ってやるのは簡単だど思うけど、配当は目に見える形でお金を配ることになるので嘘はつけませんからね。
なので配当を出しているということはとても大事。利益の証ですから。
まぁ社債発行して高配当維持したりしてるのは危ないですけどね・・
そして株を買う時は、配当をくれる装置を設置するようなイメージで買っています。
自分にお金を払ってくれるATMみたいなもんですね。
1株750円で毎年25円の配当をくれるATM、これは割安か否か?
単元株の100株買うなら、75000円で毎年2500円(税引き前)くれるATMを買いますか?ってこと。
自分の代わりにお金を稼いでくれる味方をどんどん増やせば、まず損するわけがないんです。配当が出てない株は値上がりのキャピタルゲインを狙うしかできませんが、配当が出ていればインカムゲインを享受することができる。仮に値が下がったとしても、配当くれるならずっと持ってればいいんです。
企業は株価が下がってるからって配当を下げるわけじゃない。配当を下げるときは利益が出ていない、もしくは他に投資が必要だからです。極端な割安水準まで株価が下がっていれば資本をひきつけるために、むしろ増配することもある。インカムゲインを狙う人にとって、株価の値下がりは全く悪い事ではないんです。買い増しもできるしね。
一番の問題はその企業が利益を出し続けられるのか。そこにあります。
急成長する必要はないんですよ。継続して利益を出せるのか。赤字を頻発していたらまずアウトですね。株主に金払ってる場合じゃなくなりますから。
時代の変化、消費者の好みが変わった、内部闘争、競合他社の出現・・・考えただけでも企業のピンチっていっぱいあります。運もあります。それを投資先の企業は乗り越えていけるのか。そういったところにセンサーを働かせるのが投資する人の役目なのかなって思います。おわり。