ナーミンの玉手箱

本、投資、マンガ、麻雀などなど。好きな事について気楽に書いていきます。

現代人の集中力が低下している!? 『読書する人だけがたどり着ける場所』

みなさんは、昔に比べてどんどん集中力が落ちていってるなあ・・・なんて思ったことありませんか?僕は思い当たる節がいっぱいあります。幼稚園や小学生の時は本を1日7冊読むとかザラでしたし、遊びも本当に楽しいと思って没頭できていたのですが大人になってからはテンでダメ。

 

特に顕著だったのが大学生の時で、授業は開始20秒で夢の世界に行くし、尻が痒いのを3秒も我慢できないし、ほぼチンパンジー(むしろチンパンジーさんにも失礼かもしれない)ぐらいの集中力しかなかったと思いますね笑

 

それではタイトルの『読書する人だけがたどり着ける場所』について。久々に齋藤さんの本を読みました。テレビのコメンテーターなどでよく見かける方ですが、やっぱり齋藤さんの本領はテレビではなく本であると思いますね。テレビはテレビ向けのキャラを作られているといいますか・・・・本の文体から感じる人柄は全然違います。。

 

本当に読書が好きで、より多くの人にもっと本を読んでほしい。魅力を伝えたい!

というスタンスをひしひしと感じますね。

 

齋藤さんは現代人の集中力の低下を憂いており、集中力、思考力を高めるには本とじっくり向き合う時間を作るべきと提言されています。

 

なぜ現代人の集中力が低下しているのか、そしてなぜ集中力の高めるには本なのか。

まず集中力低下の原因として、現代人はネットでの「消費」行動に慣れ過ぎてしまっていることが挙げられています。

ネットで読むことと読書には重大な違いがあります。それは「向かい方」です。

ネットで何か読もうというときは、そこにあるコンテンツにじっくり向き合うというより、パッパッと短時間で次へいこうとします。より面白そうなもの、アイキャッチ的な物へ視線が流れますね。ネット上には大量の情報とともに気になるキャッチコピーや画像があふれています。それで、ますます一つのコンテンツに向き合う時間は短くなってしまう。

              『読書する人だけがたどり着ける場所』 より

いわゆる「まとめサイト」などを読んで、一通り物事を知った気になったり(自分もよくあります!)、ツイッターなどで沢山RTされているものが目に入ってきたり・・・つまりネットはとても誘惑が多い。

あまりにも沢山の情報が入ってくるから、全てをじっくり吟味するのは非効率。そのため自分にとって好きか嫌いかを瞬時に判断し、切り捨てる。こんな時代に適応した結果、現代人の集中力は低下してしまった。言い換えれば、そんなに好きではないものにじっくり向き合えなくなったってことです。

 

そこで読書です!修行僧が人里離れた山にこもり、悟りを開くべく。邪魔の入らない本でじっくりと世界観に浸る。著者と向き合う。そういった姿勢が大事なのかなと思います。

 

とはいえ自分も小説や物語系は結構苦手。。お金、経済、確率などの学術的な話などの本は比較的読みやすく感じますが、小説や物語は想像力を常に働かせなければ読めないため、チンパンだった自分はまだ慣れないのです。。

 

今回の齋藤さんの本にはオススメの読みごた~えのある本が多数紹介されており、自分も何冊か購入しました!それについてはまたの機会に感想など投稿するつもりです!

 

そんなわけで『読書する人だけがたどり着ける場所』を読んでの感想でした。

文章なんて本じゃなくてネットでいいやろがい!って方は一読してみてください~

それでは最後にみなさんの快適な読書ライフを願って。また明日~