ナーミンの玉手箱

本、投資、マンガ、麻雀などなど。好きな事について気楽に書いていきます。

「ついやってしまう」体験のつくりかた。 任天堂からみえる、老舗に通じる事。

最近本屋にベストセラーとして並んでいたので買ってみました。 

著者は任天堂のプランナーさんです。「Wii」の企画担当で、プレゼンなどを数多くされていたようです。

 

 

「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ

「ついやってしまう」体験のつくりかた 人を動かす「直感・驚き・物語」のしくみ

 

 

読了。感想としてはかな~り読みやすく書いてありますね。つい、遊びたくなる。やりたくなるような体験をどうやって作るのか。について書かれています。

 

でもちょっと分かりやすく書きすぎかなあ・・・普段本をあまり読んでない人に向けられてるのか、文字も大きくて内容の繰り返しが目立ちましたね。僕としては開発秘話とか、ゲームを作る上で悩んだことにもっと踏み込んでほしかった。当事者としてリアルな話が読めそうだな~と思っていただけに、少し残念です。

 

ちなみに任天堂も京都の会社なんですよね。

やっぱり京都の老舗に共通してる部分は結構あるなあ~と思いますね。

お客さんを長く大切にするとか。安易に時代の流れに乗らないで自分たちの信じている方向をやり続ける事とか。

 

任天堂のゲームは、他のゲームよりも「体験」をウリにしてるとは思います。年齢を選ばないゲームも多いですし。綺麗なグラフィックや中毒性のあるMMOや課金でなどでハマらせるというよりかは、オリジナルな体験や他にないゲーム性を提供することに情熱をそそいでいる会社ですね。

 

自分が親になったとして、任天堂ソニーのゲームどちらかをやらせるとしたら任天堂を取るだろうなあ。。。それぐらいの安心感はありますね。この安心感が京都の老舗に通じるものがあるよなあってしみじみ思いますね。

 

そんなこんなで。おわり。