本の帯、テンプレ本とか。ちょっとモヤモヤ思うこと。
本屋が好きなのでよくぶらりと入る。長い電車に乗るときは、すぐに駅の本屋に寄ってしまう。本、マンガ好きの悲しい性ですな。
ところで本の帯について、前々から思うことあったので書いておきたい。
本の帯はキャッチーな煽りなどで、おっ!と目にとまるようになってる。
でもやりすぎると、なんだかな~という印象を抱いてしまうのも事実。
特にひどいと思うのが経済学、マネー系の洋書。
ジャンルとして自分は好きなんだけど、最近は帯を見るだけでうわぁ・・・となってしまうようなものも多い。
『簡単にお金持ちになれる方法』とか『負け組から抜け出すためのバイブル』だとか、んん~とため息をついてしまう。購入対象から一瞬で外れてしまう。煽ればいいってもんじゃないよね・・。
もうネットやテレビなどで広告が氾濫したこんな世の中じゃ、煽り文句が目につくだけのようなキャッチコピーはかえって買う気がなくなる。みんな広告酔いしちゃってるから。宣伝って難しいね。。
あとテンプレ本が多いのもなんだかな~と思ってしまう。
『~~したければ~~しなさい本』、『~~でわかった~~の真実本』
こいつらはテンプレ2大巨頭である。もうこれだけでクソ本臭がムンムン漂ってくる。
悲しいのは、洋書などにこういうタイトルをつけてしまうこと。
例えば僕の読んだ「193の心理研究でわかったお金に支配されない13の真実」って翻訳本、これの洋書タイトルは『MIND OVER MONEY』だ。
こっちの方が断然カッコよくないか!?
どこをどう訳したらこんなタイトルになってしまうのか・・・本が泣いているよ、とすら思ってしまう。マネー本の洋書タイトルレイプは本当に多いので、やめてほしい・・内容はすごく良い本でも、一瞬で買う気がなくなってしまう。キャッチコピー本末転倒である。
今の世の中はテンプレ本の方が売れるのか?読者のレベルが落ちてきてるってことか・・・もしそうだったら、ちょっと悲しいな。
そんなことを思った次第でした。ではまた。